受付対象エンジン NSR50/80,TZM50R,TZR50R,RZ50,CR80R,RM80,YZ80,その他 |
エンジンを宅配便で送っていただくか、直接持ち込んで下さい。その際に必ずミッションオイルは抜いて下さい。 |
オーバーホール手順
1,各パーツを分解します。 2,荒清掃後、ケースの歪み、ベアリング圧入部の測定を行います。 (その際、不具合があった場合TELにてケースを交換するかどうか確認いたします。) 3,各パーツを洗浄し、ケース外部は油脂等を取り除きます。 4,お客様のご指示または当社の提案によって既存パーツまたは新品パーツを使用し、 弊社規定トルクで組み上げます。 もちろん、組み付けの際のクランク芯出しは怠りません。(ケースに対しての上下左右方向) 5,シリンダー/ヘッドは仮組みにて出荷いたします。フレームに載せてから本締めを行って下さい。 6,ミッションオイルは入れません。お客様でご用意下さい。(漏れ防止のため) |
クランクシャフト芯出し まずデメリットな点をご確認下さい。
1,弊社では測定精度の低いVブロックでの測定は行っていません。偏芯検査器を使用して測定しています。 2,クランクシャフトの精度はバラバラです。新品だからといって必ず要求する値が出るとは限りません。 街乗り用に設計されたクランクシャフトですから、その公差はきつくありません。 従って、メーカーより取り寄せた部品が必ず0/100に近ずくことはあり得ないので そのところはご承知おき下さい。弊社ではクランクシャフト芯だし又はO/H出荷時に 測定データーを添付いたします。 例(左3/100 右2/100) (平均的な芯出し結果は3/100程度です。) 左右平均5/100以上のものはすべて破棄しています。 3,中には癖のあるクランクシャフトがあります。3次元的なねじれが生じていて、矯正しても 組み付け後走行すると元に戻ろうとするものもあります。次回のオーバーホール時にクランクの測定を行い、 組み付け時よりも極端に値が変わっているものは再使用しない方が賢明です。(1/10程度の値) 4,上記の内容を理解していただきご賛同いただければ幸いです。 「自分のところでいいものを選んで悪いのはお客にまわしてるんじゃないの」って、 どうしても信用できないお客様はご自分でクランクシャフトをご用意下さっても結構です。 5,3/100程度の芯が出ていればそれ以上は追求しても性能にはほとんど変わりはありません。 クランクシャフトの精度をあげるよりも、左右ケースの組み合わせ精度を上げた方が遙かに効率はよいです。 |
車 種 |
価 格 |
50cc |
工賃¥15,000 + 部品代(実費) |
80cc |
工賃¥20,000 + 部品代(実費) |
工 種 |
価 格 |
芯 出 し の み |
¥3,000 |
コンロット打替+芯出し |
¥6,000 + 部品代(実費) |